獣医コラム/肢蹄病の原因と予防(7)- 蹄の病気について
コラム
先月までDDの原因・病態・治療と掲載してきましたが、今月はDDの『予防』について掲載していきたいと思います。 ––– DD(趾皮膚炎)予防方法とは? ––– さて、DD対策のゴールデン…
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先月までDDの原因・病態・治療と掲載してきましたが、今月はDDの『予防』について掲載していきたいと思います。 ––– DD(趾皮膚炎)予防方法とは? ––– さて、DD対策のゴールデン…
― はじめに ― 今月はワクチンについてですが、本来であれば免疫や抗体、生体内での反応などを説明しながら進める所ですが、内容が多岐にわたり複雑になってしまいますので割愛させて頂き、カーフゲートでワ…
先月はDDの病変についてイメージ像を掲載しました。今月はDDの治療についてイメージ像を掘り下げていきたいと思います。 ––– DD(趾皮膚炎)の痛みをとる方法とは? ––– 皮膚表面に見ら…
~ はじめに ~ 肺炎は生後1ヶ月齢から育成前期にかけて高い割合で発症する疾患です。 特に厳冬期や季節の変わり目には集団発生が起こりやすく、治療費・治療作業の増加や発育停滞に伴い初回授精の遅延…
先月はDDの概論を掲載しました。今月はもう少しDDのイメージ像を掘り下げていきたいと思います。 ––– DD(趾皮膚炎)はどこで発症し、なぜ痛みを生じるのか ––– DDは皮膚の表面(表皮…
~ はじめに ~ カーフゲート(以下CG)がある十勝地方において、数年前から増加傾向にあるのが、牛サルモネラ症です。本症は大きく分けて届出伝染病に指定されている4種類と、それ以外の2,500種類以…
先月まで肢の病気について掲載してきましたが、今月から蹄の病気について連載していこうと思います。 ––– 感染性の蹄病:DD(Digital Dermatitis):趾皮膚炎 ––– 蹄の病…
~ はじめに ~ コクシジウム症といえば、真っ赤な鮮血便が特徴的な下痢症で、発症すると削瘦がひどく、元の体重に戻るのに1-2ヶ月を要して発育遅延を引き起こします。 環境中のコクシジウムが経口感…
2ヶ月間にわたり『肢の病気』について解説してきました。なぜ肢の病気から本コラムに掲載し始めたかというと、DDや蹄底潰瘍ほど注目されないものの大きな経済損失を生むため、注視して欲しいという思いからです…
~ 吸収不良性下痢、ロタウイルス下痢症の対処方法 ~ ロタウイルス下痢症は生後2週間以内の発症が多く、特に寒冷期にはクリプトスポリジウム症との複合感染で重篤化するケースも多々あります。 クリプ…