酪農コラム/分泌性下痢の対処方法
コラム
~ 分泌性下痢の対処方法 ~ 仔牛の下痢には感染性下痢と非感染性下痢があり、主たる下痢は感染性下痢になります。この感染性下痢を引き起こす要因は細菌・ウイルス・原虫があり、細菌が引き起こす下痢(細菌…
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~ 分泌性下痢の対処方法 ~ 仔牛の下痢には感染性下痢と非感染性下痢があり、主たる下痢は感染性下痢になります。この感染性下痢を引き起こす要因は細菌・ウイルス・原虫があり、細菌が引き起こす下痢(細菌…
––– ご挨拶 ––– 当コラムをご覧の皆様初めまして。BRAST Livestock Clinic で獣医師をしている 牧野 康太郎 と申します。弊社代表 池田 哲平 からバトンを受け取り、今月…
~ 下痢の対処をする上で知っておきたい事 ~ 生後3-4週齢までの仔牛は、如何に下痢の発症を抑えて早く治せるかが重要で、対処方法を間違えると最悪の場合死亡する事もあります。また症状の重篤化や長期化は…
––– 消化酵素あれこれ ––– 消化酵素製剤は非常に多くの種類があり、消化酵素を何種類か混ぜた製剤も決して珍しくありません。基本的に一つの消化酵素は一つの物質しか消化できないので、一つ製剤で多く…
今回は哺乳プラン策定についてのポイントを2点、カーフゲート(以下CG)の哺乳プランを用いてご紹介します。 下の図1がCGの哺乳プランになります。 (図1) 前回、出生~1ヶ月齢まではほぼ…
––– 消化酵素製剤とその使い所 ––– 消化酵素製剤は文字通り消化酵素を含んだ製剤であり、動物用医薬品のものもあればA飼料のものもあります。必ずしも、動物用医薬品の方がA飼料よりも優れている・よ…
みなさん、こんにちは。 今回は密接な関係である粉ミルクの選定と哺乳プランの策定を2回に分けて掲載いたします。 現在各社から様々な粉ミルクが販売されており、私自身もすべての銘柄を把握しきれていま…
––– 目に見えない未消化物 ––– 機能性飼料素材として、続いては「消化酵素」の話をしていきたいと思います。が、その前に、飼料の「消化」と「消化の具合を評価する方法」について少しご紹介したいと思…
皆さん、こんにちは。 第2回目は初乳給与方法についてのお話です。 現在カーフゲートは生後3日目以降のホル雌仔牛を年間1,800頭程度受け入れていますが、直接初乳給与する事は出来ません。そのため…
––– 酵母壁系吸着剤 ––– 鉱物系以外の吸着剤として代表的なものに、酵母細胞壁(Yeast Cell Wall)が挙げられます。酵母や細菌の細胞壁には鉱物系吸着剤と同じく微細な孔構造があり、こ…